【読書】FACTFULNESS(ファクトフルネス)、知らないと恥をかく世界の大問題9
話題の本。
著者の方の実経験を交えているからかかなり読みやすい。
人間はドラマチックな方向に捉えがちだけど、バイアスに騙されずに事実をきちんと捉えましょうっていう本。
10年前、20年前より世界は良くなっているのにゆっくりとした良い変化は報道されず、滅多にない凄惨な事件や事故ばかりが報道される。(でもジャーナリズムの責任ではなくて、そもそも人間がそういう情報を好むとか)
私も、本の中に出てくる学生のように「あの人たち」と「自分たち」を別物のように感じていたし、発展途上国と先進国のように何か隔たりのような物があると考えていたフシがあった。生理用品の話が面白かった。
あと冒頭の方の平均と分布の話。
FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
- 作者: ハンス・ロスリング,オーラ・ロスリング,アンナ・ロスリング・ロンランド,上杉周作,関美和
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2019/01/11
- メディア: 単行本
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去年の6月に出た本。
テレビや新聞に全く触れない生活を3年近く送ってきたので、単語単語で耳にしたことはあっても実際それがどんな物か殆ど知らなかった。
このまま世界や日本について無関心なのもどうなんだ…ってことではじめの一歩として読んだ。ふわっとしていた部分が多少なりとも明確になったので良かった。習慣づけたいところ。
知らないと恥をかく世界の大問題9 分断を生み出す1強政治 (角川新書)
- 作者: 池上彰
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2018/06/09
- メディア: Kindle版
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