おいでよおもち帝国

日記です。

「何でもかんでも妊娠のせい」なのか

妊娠してから小〜大まで様々なトラブルに見舞われるようになって、
そのたびに「腰痛 妊娠中」「肌荒れ 妊娠中」「胃もたれ 妊娠中」のような検索ワードで調べていた。

つわりとは違うけどこれも妊娠中にはよくある諸症状なんだ、
と確認出来れば安心出来るし、そのたび「何か妊娠中にはよくあることなんだってー」と夫に報告してた。

 

そんなことが何度も続いての、ある日の夫の発言が「なんでもかんでも妊娠のせいなんだなあ」である。

続けて「全然関係ない症状を調べても妊娠中は〜って記事が検索に上がってきそう」とも言ってたので、おそらく悪意は無くて、なんでもかんでも妊娠に結びつけすぎじゃない?って気持ちが暗にあったんだと思う。

 

が、こちらの当人からしてみれば妊娠を期に色んな体調の変化に見舞われて、
常に省電力モード(平時の60%〜80%)で臓器が動いているような調子だったので、茶化されて腹が立ったのを覚えてる。

ご飯を食べたあとにすぐ寝っ転がっていた時期に「ぐうたらだなあ」と言われたのも、何より自分の体の思い通りのいかなさに苛立ってるのは自分自身なのでめちゃめちゃモヤモヤした。

これがもし風邪だったりしたら「ぐうたら」なんて思わないし、思っても口に出さないだろうなって思う。
生理中のしんどさ、とかもそうだけど自分の体験していない辛さを誰かに共有するのって難しいし、生理も妊娠も個人差があるのでケロリとしている人はケロリとしてる。同性からの理解も得られなかったりする。
私はわたしで男性の辛さみたいなものはまるでわからない。

大事なのは誰かが辛い、しんどい、って言ったら気遣うことだと思う。
あ、あと自分がしんどい時に「しんどいです」って周りに表明できているか、察してちゃんになっていないか、ってのも大事だと思う。伝えたつもりで伝えてなかったり、伝えた上でじゃあどうして欲しいんじゃいってのも伝えられるといいよね。(伝えられる仲だといいよね)

 

そういう意味では職場では本当に気を遣ってもらったなと感じるし、こうして健康に過ごさせてもらって感謝しかない。
ただ、その分のしわ寄せが他の誰かに行ってしまった感は正直否めなくて、復帰したらめちゃめちゃに頑張るぞって気概でいる。誰かが同じ立場になった時しっかりサポートしていけるように。